●いよいよ出産

● 5月27日(火)入院3日目
◆8:00〜
朝食。お腹は減っているけど、とても食べていられない。それでもバナナ半分、トースト2口かじる。

◆11:00
「誰かきてもらってもどうしようもないので、来なくていい」と、言っていたけれど、さすがに呼ぼうかどうしようかと思っていたら、偶然実家の母が来た。
変な話だけど、看護婦さんがおしりを押さえてくれると、いきみたいのがマシになって少し楽になる。
なので、母にも同じように押えてもらう。来てもらってよかった。
先生も度々様子を見に来てくれる。でも、少ししかおりてきてない。
痛いというよりは、いきみたい。でも、力をいれると破水するから絶対ダメって言われるし・・・・

◆11:30
「もうどうしようもない」と訴える。「じゃあ、いきますか」てな感じで分娩室に向かうことに。
3分クッキングが始まっていたから、もう12時前。
「次に戻ってきた時は出産後ですよ」って。いよいよだ。

◆12:00〜
まず、NST。分娩台の上でする。子宮口は8cm。まだもう少し。
私がこんなに苦しんでいるのに、子供は最初のん気に寝ていた(笑)
途中食事をもってきてもらったけど、とても食べられる状態じゃない。(下着はつけているけど、分娩台の上で足も広げた状態だし)
母がお茶を取りに戻っている時に陣痛がきた。押さえてくれてないとガマンできないじゃん。仕方なくきばってしまったら、「ゴボッ」っと音がして、なんかいままでの出血より沢山出た気がした。破水したようだ。

◆お産開始 12:30ごろ
子宮口は9.5cm。 でも、あんまし苦しがるので、「じゃあ、お産にしますか」って先生が看護婦さんを呼ぶ。いよいよだ。でも、最初はまだまだガマン(T◇T)

そして、始まった。出産のポーズって、思ってたのと違う。上半身は起こして、座っているような感じ。両側から看護婦さんが支えてくれる。
深呼吸3回で、3回目にいきむ。でも、痛いし、どういきんでいいかわからない。
おへそを見て!おしりを上むけて!ハイいきんで!看護婦さんの掛け声と共にいきむ。
ん〜〜〜〜〜〜〜〜っといきんで息がきれそうになってから「ハイ、いいよこのまま!」ってー
息も、頭の線もきれそう。

途中で何かちくっと針が刺さった感じがして、それからパチンパチンと音がした。会陰切開だ。
感触だけで、それ自体の痛みはわからない。

頭が見えた・・・・・らしい
もう少しがなかなか。看護婦さんがお腹の上に乗って、押してくれる。でも、まだ。
「吸引具」と言う声。結局押してもらって、引っ張ってもらわないとダメみたい。
「毛が見えてるよ」から2,3回目で頭が出た。
「見える?頭よ」と言われたが、見えないしー。

「さ、次は肩。少なめで大丈夫」・・・・えっ?まだあんの?
てっきり頭が出たらつるんと出るものだとおもってたので、びっくり。これは1回で出た。
ガラガラ声でオギャー!
産まれた!よかった元気だ。


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